野球メディカルノートを運営する理由
私は、子どもの頃から野球を続けてきました。
小学生ではスポーツ少年団にて軟式野球、中学生ではリトルシニアで硬式野球、高校では硬式野球部でプレーしました。
その一方で、選手として決して「ケガとは無縁」ではありませんでした。
小学生では肩が痛くて投げられなくなり、中学生では腰痛でヘルニアの診断を受けました。
高校では、肩・肘・腰に痛みを抱えながら、それでも野球を続けていました。
当時の私は、
「痛いけど、みんなやっている」
「休んだらレギュラーを取られるかもしれない」
「これくらいなら我慢できる」
そんな気持ちで、痛みを抱えたままプレーしていました。
医療を学んだことで、見える景色が変わった
大学では野球から離れ、その後、柔道整復師・鍼灸師の資格を取得しました。
身体の構造、解剖、生理、運動学、障害について学ぶ中で、
「あのとき、自分の身体では何が起きていたのだろう?」
と考えるようになりました。
子どもの頃には分からなかった、
- なぜ痛みが出るのか
- なぜ同じ動作を繰り返すと負担が増えるのか
- 成長期の身体には何が起こるのか
- どのタイミングで休むべきなのか
- どうやって競技へ戻るのか
ということを、少しずつ理解できるようになりました。
現在も野球を続けています
現在は鍼灸接骨院を経営しながら、草野球ではピッチャーとしてプレーしています。
そして、少年野球のコーチとして子どもたちの現場にも関わっています。
現在は、身体の構造と機能を理解したうえで、
- トレーニング
- コンディショニング
- 技術練習
- 投球負荷の管理
- 休養
などを意識しながら野球を続けています。
結果として、現在は投手としてプレーする中で、子どもの頃に悩んでいたような肩・肘・腰の症状は出ていません。
ただし、これはあくまで私自身の経験です。
誰にでも同じ結果が当てはまるとは考えていません。
だからこそ、このサイトでは私の経験を「医学的事実」として扱うのではなく、一人の元球児・治療家・現役プレーヤー・少年野球コーチとしての経験としてお伝えします。
なぜ「野球メディカルノート」を作るのか
現在、インターネットには野球の障害について多くの情報があります。
しかし、
「肘が痛い」
「肩が痛い」
「病院に行くべき?」
「休んだ方がいい?」
「いつから投げられる?」
という疑問を持ったとき、
情報が多いからこそ、何を信じて、どう行動すればいいのか分からなくなることがあります。
私が作りたいのは、
子どもが野球で痛みを訴えたとき、選手・保護者が最初に読むサイト
です。
このサイトで大切にしていること
1.医学的に正しいこと
学術論文、systematic review、学会・公的機関の情報、専門書などを確認し、医学的根拠をもとに記事を作成します。
2.分かっていることと分かっていないことを分ける
研究で十分に分かっていないことを、あたかも確実な事実のようには書きません。
「関連がある」と「原因である」を区別します。
3.子ども・保護者に分かる言葉にする
専門用語を並べるだけではなく、
「結局、どうすればいいの?」
が分かる記事を目指します。
4.痛みを我慢することを美徳にしない
私自身も、子どもの頃は痛みを我慢して野球を続けていました。
だからこそ、
痛みは弱さではなく、身体からの重要なサイン
として考えることを大切にしています。
5.医療と経験を混同しない
医学的な情報と、私自身の経験・現場で感じたことは明確に区別します。
資格・現在の活動
保有資格
柔道整復師
鍼灸師
現在
鍼灸接骨院経営
草野球チームで投手
少年野球コーチ
野球歴
小学生:軟式野球/北信越大会出場
中学生:リトルシニア/県大会出場
高校生:硬式野球部/県大会ベスト16
※大会成績は、私自身の競技歴を示すものであり、医学的専門性そのものを意味するものではありません。
最後に
野球は、長く続けることができるスポーツです。
だからこそ、
「今、痛くないから大丈夫」
だけではなく、
「自分の身体がどう動いているのか」
を知ってほしいと思っています。
そして、痛みが出たときには、
我慢する前に、知る。
迷ったら、相談する。
治療が必要なら、適切に治療する。
戻るときは、焦らず段階的に戻る。
そんな選択ができる選手や保護者を増やすことが、このサイトの目標です。
野球を医学と科学から。
野球メディカルノートを、どうぞよろしくお願いします。
