「子どもが野球の練習中に肩を痛がった」
そんなとき、
「成長期だから仕方ないのかな?」
「少し休めば治るかな?」
「野球肩なのかな?」
と迷う保護者は少なくありません。
小学生の野球選手に肩の痛みがあるとき、まず知っておきたいのは、小学生の肩を大人の肩と同じように考えないことです。
小学生は骨格がまだ成長途中で、成人とは異なる部位に投球の負荷がかかることがあります。[2]
一方で、
「小学生の肩が痛い=Little League Shoulder」
という意味でもありません。
肩の痛みにはさまざまな原因があり、痛む場所、投球との関係、成長段階、投球量、疲労、身体所見などを総合的に考える必要があります。[2][3]
この記事では、病名を自分で判断することではなく、
「小学生が肩を痛がったとき、保護者は何に注意し、どう対応すればよいのか」
という視点から整理します。
※この記事は一般的な医学・スポーツ医学情報を提供するものであり、個別の診断・治療を行うものではありません。肩の痛みが続く場合や投球に支障がある場合は、医療機関に相談してください。
- この記事でまず覚えてほしい5つのこと
- 1.小学生の肩は「大人の肩」と同じではない
- 2.小学生でも「肩の痛み」は起こる
- 3.「成長痛だから大丈夫」と決めつけない
- 4.まず確認したいのは「どこが・いつ・何をすると痛いか」
- 5.肩が痛いとき「まず何をする?」
- 6.「50球」をどう考えればいい?
- 7.「今日何球投げたか」だけでなく、最近の負荷を見る
- 8.「疲れているけど投げる」は避けたい
- 9.「肩が硬い=野球肩」ではない
- 10.「フォームが悪いから肩を痛めた」と決めつけない
- 11.小学生が肩を痛がったら、こんな場合は医療機関へ
- 12.転倒や衝突の後に痛くなった場合は別に考える
- 13.Little League Shoulderについて知っておきたいこと
- 14.保護者ができること
- 15.指導者にも知っておいてほしいこと
- 筆者の経験から
- まとめ|小学生が肩を痛がったら「我慢させない・決めつけない」
- 小学生の肩痛で一番大切なのは、「痛みを我慢させない」こと
- 次に読むべき記事
- 参考文献
この記事でまず覚えてほしい5つのこと
小学生が野球で肩を痛がったとき、まず覚えておきたいのは次の5つです。
- 小学生の肩は、大人の肩と同じではありません
- 「成長痛だから大丈夫」と決めつけないことが大切です
- 肩が痛いときは、痛みを出している投球を続けないようにしましょう
- 投球数だけでなく、最近の練習量や疲労も確認しましょう
- 痛みが繰り返す、投球後も残る、動かしにくい場合などは医療機関への相談を考えましょう
そして、もう一つ大切なのが、
「肩痛」と「野球肩」は同じではない
ということです。
1.小学生の肩は「大人の肩」と同じではない
小学生の身体は、まだ成長の途中です。
成人では骨の成長が完了していますが、小学生では骨端や骨端線など、成長に関係する部分が残っています。
そのため、投球による繰り返しの負荷が加わったとき、成人と子どもでは障害が起こる場所や種類が異なる場合があります。[2]
近年のレビューでも、骨格が成熟していない投球選手では、成長段階や骨格成熟度によって投球障害に関係する部位や病態が変化することが整理されています。[2]
つまり、
「同じ肩の痛みでも、年齢によって考えるべきことが違う」
ということです。
これが、小学生の肩痛を考える最初のポイントです。
2.小学生でも「肩の痛み」は起こる
「野球肩は中学生や高校生になってから」と思われることがあります。
しかし、日本全国の小学生野球選手を対象とした調査では、肩の痛みが一定の頻度で起こっていることが報告されています。
8,354人の小学生野球選手を対象とした全国調査では、前年に肩・肘痛がなかった選手のうち、過去1年間に、
- 肘痛:12.3%
- 肩痛:8.0%
- 肩または肘の痛み:17.4%
が経験していました。[1]
この研究から分かること
この研究から分かるのは、
日本の小学生野球選手でも、肩痛は一定の頻度で起こっている
ということです。[1]
ただし、ここには重要な注意点があります。
この「肩痛8.0%」という数字は、医師によって「野球肩」と診断された選手の割合ではありません。
つまり、
「肩痛8.0%」と「野球肩8.0%」は同じではありません。
痛みがあることと、特定の病気・障害が診断されることは分けて考える必要があります。
3.「成長痛だから大丈夫」と決めつけない
子どもが肩を痛がると、
「成長期だから仕方ない」
と考えてしまうことがあります。
しかし、野球をしている小学生の肩痛をすべて「成長痛」と考えるのは適切ではありません。
成長期の投球選手では、成長部を含め、成人とは異なる部位が投球障害に関係することがあります。[2]
特に、
- 投げると肩が痛い
- 投げるたびに同じ場所が痛い
- 投球後も痛みが残る
- 投球後から翌日にかけても痛みが続く
- 投球量が増えた後に痛くなった
- 肩が動かしにくくなった
- 痛みを避けるようにフォームが変わった
といった場合には、
「成長期だから仕方ない」
と決めつけず、一度状態を確認することが大切です。
これらは特定の病気を診断する基準ではありません。
「単なる成長痛」と自己判断して投球を続けるのではなく、痛みと投球との関係を確認するためのサインとして考えてください。
4.まず確認したいのは「どこが・いつ・何をすると痛いか」
子どもが「肩が痛い」と言ったら、保護者は病名を当てようとする必要はありません。
まずは、
- どこが痛い?
- 投げると痛い?
- 投げ終わった後も痛い?
- 翌日も痛い?
- いつから痛い?
- 最近、練習量や試合数が増えていない?
- 以前にも同じ痛みがあった?
- 肩が動かしにくくなっていない?
などを確認してみましょう。
これは家庭で診断するためではありません。
医療機関に相談するときに、症状の経過を正確に伝えるための情報整理です。
投球肩の評価では、症状の経過を聞く問診に加えて、身体診察などを組み合わせて状態を確認します。[6]
5.肩が痛いとき「まず何をする?」
最初に考えたいのは、
痛みを出している投球を続けない
ことです。
例えば、
「少しだけなら」
「キャッチボールだけなら」
「試合の1イニングだけなら」
と考えて、痛みを我慢しながら投げ続けることは避けましょう。
特に、投げるたびに痛みが出る、痛みが繰り返す、投球後も痛みが残る場合には、一度投球を止めて状態を確認することが大切です。
ただし、
「投球を休む」=「すべての運動を禁止する」
という意味ではありません。
病態によっては、医療者の指導のもとで投球以外の運動やリハビリテーションを進めることがあります。
何を休み、何なら続けられるかは、痛みの原因や状態によって変わります。
6.「50球」をどう考えればいい?
小学生の投球負荷を考えるとき、よく出てくるのが「50球」という数字です。
日本全国の小学生野球選手8,354人を対象とした研究では、1日50球を超える投球と肩・肘痛との関連が報告されています。[1]
この数字は、小学生の投球負荷を考えるうえで重要な情報です。
ただし、
「50球を超えたら必ず肩を痛める」
という意味ではありません。
この研究は観察研究であり、50球という数字だけで「50球を超えることが肩痛を引き起こす」と因果関係を証明したものではないからです。[1]
正確には、
「1日50球を超える投球と肩・肘痛との関連が観察された」
と理解するのが適切です。[1]
したがって、50球以内なら絶対安全という意味でもありません。
「50球」という数字だけを見るのではなく、その日の状態や最近の投球負荷と合わせて考えることが重要です。
7.「今日何球投げたか」だけでなく、最近の負荷を見る
投球負荷は、その日の球数だけでは判断できません。
例えば、
- 1日に何球投げたか
- 週に何日投げたか
- 連続して何日投げたか
- 試合でどれくらい投げたか
- 練習でどれくらい投げたか
- 複数のチームやカテゴリーで活動していないか
- 年間を通してどのくらい投げているか
なども確認してみましょう。
成長期の投球選手を扱った近年のレビューでは、オーバーユース、年間を通した競技参加、練習・試合量の増加などが問題として取り上げられています。[2]
また、青年野球選手を対象としたsystematic reviewでは、年齢、身長、複数チームでの活動、球速、腕の疲労などが投球障害と関連する要因として報告されています。[4]
ただし、これらの研究の対象は主に青年野球選手であり、その結果を小学生にそのまま当てはめることはできません。[4]
だからこそ小学生では、
「今日何球投げたか」だけでなく、「最近、身体にどれくらい投球負荷が積み重なっているか」
を見ることが大切です。
8.「疲れているけど投げる」は避けたい
練習の後半になると、
「肩が重い」
「腕が振れない」
「ボールが走らない」
など、いつもと違う変化が出ることがあります。
疲労と投球障害の関係については、青年野球選手を対象としたsystematic review・meta-analysisで、腕の疲労と肩・肘障害との関連が報告されています。[5]
一方で、この研究の対象は青年野球投手です。
そのため、この結果をそのまま小学生に当てはめることはできません。
ただし、少なくとも、
痛みや明らかな疲労がある状態で、投球を続けることは避ける
という考え方は、小学生の安全を考えるうえでも重要です。
疲れているときは、
「あと少しだから」
と続けるのではなく、いったん状態を確認しましょう。
9.「肩が硬い=野球肩」ではない
肩の可動域を調べると、
「右と左で違う」
ということがあります。
そのため、
「肩が硬いから野球肩なのでは?」
と考えることがあるかもしれません。
しかし、投球選手では、繰り返し投球によって肩の可動域などに競技特有の適応変化がみられることがあります。[7]
2025年のsystematic reviewでは、投球選手に特徴的な可動域や骨の適応変化が報告されています。
ただし、このレビューに含まれた研究の多くは成人やプロ投手を対象としており、その結果を小学生にそのまま当てはめることはできません。[7]
したがって、
「左右差がある」=「病気」
でもありません。
逆に、
「肩が硬くない」=「問題がない」
とも言い切れません。
肩の可動域だけで判断せず、痛み、投球との関係、身体診察などを総合的に考えることが大切です。
10.「フォームが悪いから肩を痛めた」と決めつけない
肩が痛くなったとき、
「フォームが悪いんじゃない?」
と言われることがあります。
しかし、野球肩をフォームだけで説明するのは適切ではありません。
投球障害には、
- 成長段階
- 投球負荷
- 疲労
- 身体機能
- 投球動作
- 競技環境
- 過去の障害
など、複数の要素が関係します。[2][4]
だからこそ、
「痛くなった=フォームが悪い」
と決めつけるのではなく、
「身体の状態と投球負荷の両方を確認する」
という考え方が大切です。
子どもが肩を痛がっているときは、まず「フォームを直す」ことより、痛みが出ている状態そのものを確認することを優先しましょう。
11.小学生が肩を痛がったら、こんな場合は医療機関へ
次のような場合には、整形外科などの医療機関への相談を考えてください。
- 投球するたびに肩が痛い
- 同じ痛みを繰り返している
- 投球後も痛みが残る
- 投球後から翌日にかけても痛みが続く
- 痛みが徐々に強くなっている
- 肩が動かしにくい
- 腕が上がりにくい
- 力が入りにくい
- 球速や投球感覚が明らかに変わった
- 痛みを避けるようにフォームが変わった
- 投球を止めても改善しない
これらは、特定の病気を診断する基準ではありません。
あくまで、
「単純な疲労だろう」と判断して投球を続けるより、一度状態を確認したほうがよい可能性があるサイン
として考えてください。
特に小学生では、痛みの原因を本人だけで判断することは難しいため、症状が繰り返す場合や投球に支障がある場合には、医療機関で相談することをおすすめします。
12.転倒や衝突の後に痛くなった場合は別に考える
肩の痛みが、
- 転倒した後
- 肩を強くぶつけた後
- 他の選手と衝突した後
- 腕を強く引っ張られた後
などに突然出てきた場合は、繰り返し投球による肩痛とは別に考える必要があります。
さらに、
- 明らかな変形
- 強い腫れ
- 腕をほとんど動かせない
- 手のしびれ
- 明らかな脱力
- 手の色や温度の異常
などがある場合は、早めの医療評価が必要になることがあります。
13.Little League Shoulderについて知っておきたいこと
小学生の肩痛を調べていると、
Little League Shoulder
という言葉を目にすることがあります。
Little League Shoulderは、主に投球の繰り返しによって、近位上腕骨の成長部に関連して生じる障害として知られています。[3]
2021年のsystematic reviewでは、Little League Shoulderについて23研究・266例が検討され、対象者の加重平均年齢は12.8歳、範囲は7.4~17歳でした。[3]
つまり、
小学生でもLittle League Shoulderは起こり得ます。
一方で、
「肩が痛い小学生=Little League Shoulder」ではありません。
症状だけで判断することはできず、身体診察や必要に応じた画像検査などを組み合わせて評価します。[3]
また、Little League Shoulderについては、休養期間や投球復帰の方法について研究間でばらつきがあります。23研究のうち、具体的な競技復帰基準を報告していたのは11研究でした。[3]
そのため、
「4週間休めば必ず治る」
「2か月で必ず復帰できる」
などと一律に決めることはできません。
Little League Shoulderの症状・検査・治療・投球復帰については、次の記事で詳しく解説します。
→ Little League Shoulderとは?|小学生・成長期の野球肩を詳しく解説
14.保護者ができること
小学生の肩痛に対して、保護者ができることは「トレーニングを教えること」だけではありません。
むしろ大切なのは、
子どもが痛みを言いやすい環境をつくること
です。
例えば、
「痛いなら言っていい」
「休むことは悪いことではない」
「痛みを我慢する必要はない」
と伝えておきましょう。
また、肩が痛くなったときには、次のような内容をメモしておくと、医療機関へ相談するときにも役立ちます。
肩痛メモ
- いつから痛い?
- どこが痛い?
- 投げると痛い?
- 投げ終わった後も痛い?
- 翌日も痛い?
- 最近、練習量や試合数が増えた?
- 何球くらい投げた?
- 何日連続で投げた?
- 他のチームでも投げている?
- 肩を動かしにくくなっていない?
- 以前にも同じ痛みがあった?
これは病名を判断するためのチェックリストではありません。
「何が起きているのか」を整理するためのメモとして使ってください。
15.指導者にも知っておいてほしいこと
小学生の肩痛を考えるとき、選手本人だけに負担をかけないことも重要です。
指導者側も、
- 投球数
- 疲労
- 連投
- 複数チームでの活動
- 成長段階
- 痛みの訴え
などを把握することが大切です。
日本の小学生8,354人を対象とした調査では、年齢、投手・捕手であること、1日50球を超える投球などと肩・肘痛との関連が報告されています。[1]
ただし、これは観察研究であり、それぞれが肩痛の原因になることを直接証明したものではありません。
大切なのは、
「何球までなら大丈夫か」だけを見るのではなく、選手の状態と投球負荷を一緒に見ること
です。
そして何より、
「痛い」と言える環境をつくること
が重要です。
筆者の経験から
私自身も、小学生の頃に肩を痛めました
私自身、小学生の頃に肩が痛くなり、投げられなくなった経験があります。
当時は、
「成長期だから仕方ないのかな」
「少し休めば大丈夫かな」
くらいにしか考えていませんでした。
肩が痛いことは分かっていても、
なぜ痛いのか
どこを確認すればいいのか
休むべきなのか
という知識はありませんでした。
その後、柔道整復師・鍼灸師として身体の構造や機能を学び、現在は草野球で投手を務めながら、少年野球のコーチとして子どもたちを見ています。
今、自分が子どもたちに伝えたいのは、
「痛くなってから身体を知る」のではなく、「痛くなる前から身体を知ってほしい」
ということです。
肩が痛いことを隠したり、我慢したりする必要はありません。
痛みが出たときに、
「何が起きているのだろう?」
と考えることが、身体を守る最初の一歩だと思っています。
なお、ここで述べた内容は私自身の経験に基づく考えであり、医学研究の結果そのものではありません。
まとめ|小学生が肩を痛がったら「我慢させない・決めつけない」
小学生の野球選手が肩を痛がったとき、保護者がまず覚えておきたいのは次の5つです。
① 小学生の肩は大人と同じではない
骨格が成長途中であり、成人とは異なる投球障害が起こる可能性があります。[2]
② 「成長痛だから」と決めつけない
投球に関連して繰り返し痛む、投球後から翌日にかけても痛みが続く、動かしにくいなどの場合は、一度状態を確認しましょう。
③ 「肩痛」と「野球肩」は同じではない
日本の小学生野球選手を対象とした調査では肩痛8.0%でしたが、これは医師によって診断された「野球肩」の割合ではありません。[1]
④ 50球は「絶対安全ライン」ではない
1日50球を超える投球と肩・肘痛との関連が報告されていますが、観察研究であり、50球が絶対的な安全ラインという意味ではありません。[1]
⑤ 痛みがある状態で投げ続けない
「少しだけなら」と我慢して投げ続けるのではなく、まず投球を止めて状態を確認しましょう。
小学生の肩痛で一番大切なのは、「痛みを我慢させない」こと
小学生の肩痛には、成長段階、投球負荷、疲労、身体機能、競技環境など、さまざまな要素が関係します。
だからこそ、
「フォームが悪い」
「投げすぎた」
「成長痛だから大丈夫」
と、一つの理由だけで決めつけることは避けたいところです。
子どもが「肩が痛い」と言ったら、
① 投球を止める
② いつ・どこが・何をすると痛いのか確認する
③ 最近の投球量や疲労を振り返る
④ 痛みが続く・繰り返す場合は医療機関に相談する
という流れを意識してください。
そして、成長期の肩痛を考えるうえで知っておきたいのが、
Little League Shoulder
です。
次の記事では、この病態について、
- どこが痛くなるのか
- なぜ起こるのか
- どのように診断するのか
- X線などの検査で何を見るのか
- 治療や休養はどう考えるのか
- いつ投球に戻れるのか
を詳しく解説します。
次に読むべき記事
Little League Shoulderについて詳しく知りたい方へ
→ Little League Shoulderとは?|小学生・成長期の野球肩を詳しく解説
子どもの肩痛で病院に行くべきか迷っている方へ
→ 子どもが肩を痛がったら病院に行くべき?|野球肩の受診の目安
肩の痛む場所を詳しく知りたい方へ
→ 野球肩の症状・痛む場所|どこが・いつ・どんな動作で痛む?
野球肩の原因を詳しく知りたい方へ
→ 野球肩はなぜ起こる?|投球数・疲労・フォームだけでは説明できない原因
野球肩の検査について知りたい方へ
治療・リハビリについて知りたい方へ
投球復帰について知りたい方へ
→ 野球肩から投球復帰するまで|いつから・どうやって投げ始める?
参考文献
[1] Takagishi K, Matsuura T, Masatomi T, et al.
Shoulder and elbow pain in elementary school baseball players: The results from a nation-wide survey in Japan.
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[2] Ina J, Soma D, Camp C, Pulos N.
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doi:10.5435/JAAOS-D-25-00186. PMID: 40743447.
[3] Bednar ED, Kay J, Memon M, Simunovic N, Purcell L, Ayeni OR.
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